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台湾縦断!鉄道の旅2023GW⑦5日目後半(奉天岩・竹崎)

2023年5月7日

前回「台湾縦断!鉄道の旅2023GW⑥5日目前半(嘉義・獨立山)」のつづき

獨立山駅から奉天岩へ

2023年5月1日(月)11:35

獨立山駅から奉天岩(ホンティンイエン)というところへなんとなく向かいます。再び線路と交わったところがちょうど峠になっていてバナナや飲み物を販売する小店が2軒ありました。みんなここで愛玉冰(アイユービン)というゼリーの飲み物を注文していました。心惹かれながらもスルーして登ると今度は飲食店。これもスルーして奉天岩を目指します。想像よりも遠くて30分ほど、12時5分到着。廟のような場所なのは知っていましたがずっと登りとは思いませんでした。

上の階に行くとなんか野外活動中の子供たちでいっぱい。下の階の無人店舗でラムネ(25元)と水(15元)を調達し20分近く休憩。

このあとひと山超えて梅山鄉太平村の茶畑まで行く計画もありましたが「もう体力がない」ということで下山を決意。しかし次の列車まで3時間もあります。ゆるゆると下ることにしました。さっきの線路と交わった峠、愛玉冰(アイユービン)のお店があるところまで来きました。よく見ると4差路になっていて右に行くと樟脳寮駅に直で行く道、真っ直ぐ線路沿いはなだらかな下りの道、あとは今来た奉天岩への道と獨立山駅への道です。なんとなく線路沿いの道を選びました。途中で獨立山駅を見下ろす場所に来ました。

おもちゃのような獨立山駅。ホントはここで列車来るのを待つ予定でしたがまだ3時間もあるしね下山しましょう。ショートカットルートに来たらトンネルが。

このトンネルの先が獨立山駅です。なんとも複雑なルートなんでしょ。2回転+8の字ループでこの難所を乗り切っている阿里山鉄道はスゴイ。途中いろいろありながら樟脳寮駅にたどり着きました。途中のいろいろ▼

樟脳寮駅で暇つぶし

2023年5月1日(月)13:55

14時前に下りてきました。Googleマップでバスの時刻表を見ると16時過ぎに嘉義に行くバスがあります。ということで15時まで樟脳寮駅で暇つぶしすることにしました。まずは愛玉冰(アイユービン)を買い飲んでみることに。

少し渋みのあるゼリーと氷を混ぜたもの。もう少し甘くしてもらえば良かったかも。と、なんか向こうで枝が揺れてる?

お猿さんが木の実を頬張っていました。そしてあたりをよく見てみると枝がすごいのね。

そんなこんなで1時間経ち時刻は15時15分。そろそろ下りないとね。35分歩いて阿拔泉(バス停)に戻ってきました。ここでバスの時刻表を確認。なんか乗りたいバスがない!あれ?嘉義行きのバスがないじゃん。しかしよく見ると乗ってきた7313溪心寮行き15:57発?(忘れた)のバスがあるやないの。竹崎駅前を通るのでそこで降りて駅を散策、あわよくば列車の撮影ができればいいなあというプランになりました。

竹崎駅で阿里山鉄道を狙う

2023年5月1日(月)15:55

そうこうしているとちっちゃいバス(7313溪心寮行き)が来て運転手さんが手招き。どこ行くの?と聞かれ(そりゃ聞かれるよね)竹崎駅までって言ったら納得してくれてすぐに出発。バス停「竹崎火車站」まで10分ほどで到着!急いで古めかしい鉄橋のところまで移動してカメラをセッティング。すると向こうから「ぷーーーーーーん」と聞こえました。おお間に合った!

しかも来たのは定期列車の阿里山2号、約10分遅れでした。5分ほど停車したあと嘉義へと向かって発車しました。遅れてなかったら間に合わなかったかもなあと思いながら貸切列車がこのあと来るかもと淡い期待を抱きながら竹崎駅構内を散策しました。

ここは線路が三角形になっていてターンテーブル(転車台)がなくても蒸気機関車が向きを変えられるので嘉義から竹崎までSLを走らせる計画があります。とそこへ2回目の「ぷーーーーーーん」。はいはい来たよ来たよ想定内だよ。

今度は阿里山鉄道の撮影地の1つでガッツリ撮影できました。ありがとうございます。さてこの列車は何だろう?と思い真横まで行って撮影してみると

専開列車とな。つまり貸切列車(実はこの時点で分かりました)。こんな貸切ツアーもできるんやね。ぜひ蒸気機関車つなげて嘉義-竹崎往復の専開列車求む!と他人任せな絵空事を思い描く自分でした。列車を見送った後は竹崎駅をじっくり見てみます。

淡い水色でかわいい雰囲気。駅構内にも貨車や使わなくなった車両が置いてあって観光客が来ても飽きさせないコンセプトが見てうかがえます。阿里山鉄道は運行本数少ないですからね。こうゆうの大事。帰りはバス停「竹崎火車站」17:50発?の7321(阿拔泉→大雅站)。約35分ほどで嘉義の街まで戻ることができました。

まとめ

今日はなかなか濃い1日でした。獨立山という山に興味を持ち、バス路線や実際にバス停から歩けるのか?など事前の下準備をしていたお陰で阿里山鉄道を撮りながら山登りすることができました。不意に立ち寄った竹崎駅では帰りの2本の列車とも撮影できるなどかなり幸運に恵まれ最高の1日になりました。台湾旅行も残すところあと1日。今日はぐっすり眠って明日に備えます。

次回「台湾縦断!鉄道の旅2023GW⑧6日目前半(車庫園區・彰化扇形車庫)
最終日は阿里山鉄道の車庫園區と彰化扇形車庫に休憩中の車両を見に行きます。