スパンブリー線、昼間に列車が走る①
の続きです。
2019年11月3日(日)9:35 ナコンパトム駅発
ナコンパトム駅を発車した列車は田園風景?とも言えない何もない平野をかけていきます。10分ちょっとでノンプラドゥック駅に到着。ここで10分ほど停車。駅の向こう側にちらっとDD51が見えていました。帰路で見に行くということでここではスルーをかまします。参加者の方はタブレットやポイントの切り替え設備に興味があったようで短い時間の中であちこち行かれていました。
スパンブリー線
2019年11月3日(日)10:00 ノンプラドゥック駅発
ゴトゴトと音を立てて列車はスパンブリー線に入っていきました。ここからは何もないことが分かっていたのでのんびりと窓から外を眺めます。バナナやサトウキビや田んぼが続きます。
途中警笛を鳴らしながら列車は踏切を低速で越えていきます。普段列車が来ない時間帯なので無茶をする車がいないか確認しながら慎重に踏切を横断しているようです。
トゥンブア駅 ทุ่งบัว
2019年11月3日(日)10:40頃
緯度 14.010906, 99.955792
1つ目の停車駅トゥンブア駅に到着しました。看板はあれどほぼ草むら。線路の上を歩いて移動し(歩きやすいから)、列車の撮影に向かいます。ほんとにここは駅ですか?という疑問が沸いたころ、運転士が警笛を鳴らして発車を促します。みながぞろぞろと列車に乗り込むとドアが閉まって発車です。
ロンリアンガーンビン駅 โรงเรียนการบิน
2019年11月3日(日)10:55頃
緯度 14.088207, 99.956693
2つ目の停車駅です。「ロンリアン=学校」なのでガーンビン学校前といった感じでしょうか?肝心の学校はまったく見当たりませんが。ちょうど大きめの道路と交差している地点だったので駅前には売店もありました。ホームはありませんが駅の雰囲気はあります。
駅近くの踏切は無残な形になっていました。1日1往復なので修理するお金ももったいないでしょうから。また乗車して次の駅を目指します。
シーサムラーン駅 ศรีสำราญ
2019年11月3日(日)11:25頃
緯度 14.229112, 100.008089
※修正しました。スリサムラーン駅と記載していましたがシラチャー駅と同じ綴りであることやタイ国鉄の書籍でもシーサムラーンの表記があることから変更しました
段々と駅と呼べなくなってきました。
駅の看板がないとただの草むら。ここに乗客がいたら逆に怖いです。あまりに何もなさ過ぎて構図を考えるのも難しくなかなか悩ましい駅でした。では次の駅に行ってみましょう!
ドーントーン駅 ดอนทอง
2019年11月3日(日)11:45頃
緯度 14.309807, 100.016510
もはや駅の看板すらなくなりただの踏切手前になってしまいました。ドーントーン駅かどうかもあやしいです。たぶんここがドーントーン駅としか言えません。この踏切近くには民家も数軒あり農家の方が住んでいる感じでした。
ここから先はスパンブリーまで駅がなく沼地や湿地、田んぼが広がっています。
途中ではサギやコウノトリの姿も見ることができました。コウノトリの仲間は東線の沿線でもよく見かける鳥です。最初は鶴の仲間かと思っていましたが調べるとコウノトリの仲間でした。
さっきの駅から約20分でスパンブリー駅に到着。しかし通過してしまいます。捨てられた貨車を横目に我々の貸切団体列車はスパンブリー線の実際の終着駅マーライメーン駅に向かいます。