2023年9月5日前日にタイガーエアのキャンペーン情報をゲット。11時ちょうどから始まったサイトをのぞいてみると自分の休みとぴったり重なる安いチケットがあるじゃないかい!しかも早朝便で25,000円を切る価格設定。もうこんな価格じゃ買えないご時世になってしまったのでついうっかりポチってしまいました。手数料などが加わって実際の金額は27,761円だったものの、今年はもう行けないと思ってた台湾を再訪する機会に巡り合えました。出発日は9月21日ということで2週間しか猶予がなくぜんぜん準備ができないままの出発となってしまいました。事前に天気予報を調べると新竹の天気がよさそうということでとりあえず台中に2泊することだけ決定しあとは風まかせの旅がスタートです。
羽田空港第3ターミナル
2023年9月20日(水)23:10[日本時間]
仕事終わりでそのまま羽田空港へ。深夜3時頃チェックインを済ませてイミグレを10分ほどで通り抜けます。5時25分発タイガーエアIT217便は定刻に羽田を出発しました。飛行機はA320で3列+3列の中型です。ほぼ満席ですがぽつりぽつりと空席もありました。3時間35分のフライトですが2時間くらい寝ることができました。
IT217(タイガーエア) | 運賃 | ||
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羽田空港T3 5:25 | →→→ (飛行機) | 桃園国際空港T1 8:00 | 27,761円 |
空港から中壢駅へ
2023年9月21日(木)8:00[台湾時間]
ほぼ定刻に桃園国際空港に到着。イミグレをするりと抜け、まずはくじ引き会場へ。台湾政府のキャンペーンで3日以上滞在する旅行客に5,000元がもらえるくじ引き(事前申請要)を行っています。
タブレットにQRコードをかざすとカウントダウンが始まって…見事にハズレました。ということであっさり夢が弾け飛んだので両替を済ませて地下階にある桃園メトロへ。1駅延伸して中壢駅の近くまで行くことができるようになったのでせっかくなので利用してみます。
桃園国際空港第1ターミナル駅を8:42に発車して34分で終着の老街渓(ラオジエシー)駅に到着する予定でしたが、ひとつ前の直達車(環北行)8:37発がちょうど来ちゃったのでとりあえずそっちに乗って高鉄桃園駅で後続に乗り換えることに。隣の桃園体育園区駅を発車すると大きく左にカーブします。するとちょうど台湾高鐵の列車がやってくるのが見えてgoodな写真!!
老街渓駅に到着したのが9:16。1番出口から徒歩で台湾鉄路の中壢(ジョンリー)駅へ向かいます。
途中、春日部の風雲児を見かけて少し和みました。そして15分ほどで駅に到着です。このくらいの距離なら新しい接続駅として使えそうです。
中壢駅に到着し、まずは自動券売機で(1000元札の両替も兼ねて)チケットの購入です。その模様を動画に撮影しましたのでどうぞ↓
日本語もあって悠遊カードへのチャージも出来て完璧です。長距離の区間車もゲットしやすくなりました。各駅停車好きでコミ症な自分にはうってつけの券売機です。
さてさて、隣をみると7人ほどの行列。何を待ってるのかなあ~と思い探索してみると10時発売開始の台鐵便當(弁当)の列じゃないですか!これは買わないと。ということでお弁当をゲットし10:19発の区間車に乗車するのでした。
中壢駅から龍港駅へ
2023年9月21日(木)10:19[台湾時間]
今日はまず苗栗県にある好望角へ行ってみます。Googleマップで見つけた美しい景色が眺められる場所ですが難点は交通の便が非常に悪い!一番近い龍港(ロンガン)駅から徒歩1時間(3.4km)。しかし天気もよい予報(他の地域が悪い予報)だったので旅の1番目は好望角に決定しました。
台湾鉄路 | 運賃 | ||
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中壢駅 10:19 | →→→ (電車) | 龍港駅 11:57 | 112元 (約520円) |
中壢駅10:19発の区間車1147次が定刻より少し遅れてやってきました。新型のEMU900型10両編成です。さて下車予定の龍港駅ですがここは海線の駅になります。台湾中部の路線は山線と海線に別れていて山線がメインルートとなっています。かといって海線が軽視されているわけではなく1時間に1本程度の各駅停車と自強号などの優等列車や快速列車もときどき走っていてローカル線という扱いでもありません。ただし単線区間もまだあるのですれ違い待ちで時間が少し多めにかかります。
新竹駅に到着すると、このあと乗る予定の区間車2523次(海線経由)が停車中でした。ということで乗り換え。
新竹駅は内湾線の始発駅にもなっているので気動車も留置されていました。新竹を出発して10分ほどで風車が見えてきます。そしてあっという間に海線の始発となっている竹南駅に到着です。ここから山線と海線に分かれます。竹南駅の線路配線は少し複雑で、現在南方面に向かう線に到着していますがこのまま直進すると山線の北方面に向かう線へと入ってしまいます(意味わかります?)。そのため発車するとすぐに隣の線に移行して海線に入ります。ここで注意ですが、実際には台湾鉄路は単線並列の複線を採用しているので厳格に左側通行という概念はありません(なので「北方面に向かう線は全路線です」というようなツッコミはなしで)。
竹南駅を発車して20分、定刻の11:57に龍港駅に到着しました。ここからは徒歩で好望角に向かいます。龍港駅を発車する2523次↓
なんとなく今回の旅の目的が定まってきました。
駅から歩いて風光明媚な場所を訪れる
これでいこう。そうしよう。
次回「駅から歩こう!台湾鉄道の旅2023②1日目後半(好望角)」
好望角からの景色を堪能し宿がある台中に向かいます。