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台湾ぐるっと大作戦③そうだ枋山で鉄道写真を撮ろう

2025年5月11日

台湾ぐるっと大作戦②YouBikeに乗る』のつづき

日目!今日は旅の目的の1つ、台湾最南端「鵝鑾鼻(ウーランビー、Eluanbi、がらんび)」に行きます。まあでも夕方でいいかなあ~夜遅くまでバスあるしという安直な考え。そこで午前中は昨日感動した枋山(ファンシャン)に向かいます。

枋山(ファンシャン)へ

2025/4/30(Wed) 8:30 [UTC+8 TAIPEI]

朝、シャワーを浴びて準備万端。でも気分はグダグダ。バスの時刻を調べていると9:00ジャストの9188番があるじゃない。と余裕ぶっこいていたらなんと9188番のバスは8:50分発でした😢はい勘違い。間に合わん!ということで。恒春9:30発屏東行8239番を待つことに。しかもこのバスは恆春轉運站(恒春バスターミナル)始発。なんか得した気分。

写真を撮ってバスに乗り込んだら扉閉まってもう出発。あれ3分早くない?と時計に目をやるとまだ9:28、THE台湾。早発にみなさんお気を付けください。このバスは各駅停車なので小さなバス停も止まり途中乗り降りがそこそこありました。40分ほどで枋山到着。

名残惜しく屏東客運を見送ります。右側でおじさんがマンゴー取ってるのはナイショ。さあここからはハイキングだよ。まずは地図を見てもらいましょう。

Googleマップによると徒歩28分標高差89m。まあまああるね、さあ頑張るよ!まっすぐな道の左手はマンゴー畑、右手は魚の養殖場。登れば登るほどマンゴーが攻めてきます。

目的を見失いかけた頃、次の列車は何時だっけ?と本来の目的を思い出します。南廻線の時刻表で確認すると昨日乗車した台中発の区間快3005次が来るかなあ~と急いだもののいつの間にか通りすぎていました。そこで次のターゲットは新自強号か藍皮解憂號に。藍皮解憂號は旧客を利用した観光列車で自分が南廻線を訪れたときは普快車として走っていました。撮影できるポイントが3箇所くらいあり構図などを練っていたところ…突然黄色い物体が見えました。

拍枋山火車站的視角(撮影ポイント)

なんとも可愛い作業車。1発目がコレ、なんともレアな…。撮影の雰囲気が分かったので次を待ちます。実はこの時点では新自強161が先に来るかもしれないと考えていました。藍皮解憂號が加祿駅で18分も停車するのでそこで追い抜かれるのでは?いちおう時刻表↓

さあ結果は

11:00ごろ藍皮解憂號が通過。そして11:20ごろ、新自強号161が現れました。

新自強はそんなに遅くやってくるのね。ノンストップで台東まで行くからまあこんなもんなのか?と思いつつ、んじゃあ藍皮解憂號は枋野駅で抜かれてるんですかね…。そんなこんなで11:38ごろ新自強号372次出現。

ていうかめちゃくそ暑い。そろそろ撤収かなあ~と思ったそのとき!山の下から駆け上がる物音が!2匹の野生の猿が目の前5mを通り抜けて山奥の方へ。びっくりするやんけ!!ていうかオレのことはスルーですかお猿さん。かと言って威嚇されても困るんですが…。ああ、ちょっと怖くなってきたのでとりあえず駅へ。山を下ってちょっと登る。見えるけど遠い。

行きも通過したマンゴー農園を横目に標識を右に曲がってえんやこらえんやこら。約30分かかって枋山駅到着です。

枋山火車站

2025/4/30(Wed) 12:24 [UTC+8 TAIPEI]

なんか変なキャラいるな(笑)ここは台湾鉄路、最南端駅なのです。その碑があるとかないとか発見できず。駅の待合室には入れなくて右側の通路からホームに入ります。そこには

残酷な天使のタイムテーブル

1日6本(3往復)のみ。しかも下り?は12:59が最終。以前は1日4本(2往復)だったので電化してから増発したかも。でも次回、恒春に行くときはここで降りてバスに乗り換えよう!って思いました。少しでも利用しないとね。ホームものぞくと

反対側のホームは階段が封鎖されていて行くことができなくなっていました。まあ新自強号が高速で通過するから危険だよね。駅員もいないし。改札はないものの悠遊カードをタッチする機械は設置されていました。QRコードは確認し忘れました。なかなかの秘境駅を堪能し今度は台湾最南端へ。

駅から下る途中に莒光727を撮影。

まさに昨日バスの中から見た景色がコレ↑。右上には大きなパラボラアンテナが。実は手前はお墓なんです。バスの中からはすごく良く見えたのに電線もあったりして撮影はなかなか難しかった場所。

この後、バス停に向かったのですが東屋で休憩中に目の前を1778番のバスが…あああああん、やられた。2分あれば乗れた。くやしいよ~。ということで30分ほど待って9188番のバスで恒春に戻りました。

国光客運9188運賃
枋山
13:30頃
→→→
バス
恆春轉運站
14:10頃
104元
(約460円)

このままバスに乗っていれば鵝鑾鼻(ウーランビー)に着くのですがどうしてもシャワーを浴びたいという僕のわがままで宿に戻りました。ひとり旅だからわがままもクソもへったくれもないんだけど…まあね。宿はバス停から1分なのがGOOD。安宿(1泊300元)はこんな感じ↓

雰囲気いいんだよね。脱水機もちゃんとあってめちゃいいの。シャワーついでに洗濯もしました。さあ次のバスは?現在位置を確認するとまさに枋山を通過中で40分後に到着。そこで町をぶらぶらしました。まずは昨日行けなかった南門へ。

地震で崩れたみたいでかなりきれいに修復されていました。2階部分も見たかったのですが上がれませんでした。というか階段がなかった。ここから左側の城壁沿いを歩いて行くと変な通路が現れました。

左手には校舎があり右手にはグラウンド。観光客は上を通り抜けて奥の城壁へと降りられるようになっています。当然学校内には入れません。生徒と観光客がバッティングしないように上手く設計されています。そしてグラウンドではちょうどやり投げ(陸上部)とバッティング(野球部)の練習をしていました。ガタイがいいので高校生かと思ったら中学生。まじかよ台湾!おっとここでタイムアップ。恒春バスターミナルへ戻りましょう戻りましょう。

次回『台湾ぐるっと大作戦④台湾最南端に行く
台湾最南端に向かいます。