『台湾ぐるっと大作戦①台湾に行く』のつづき
初YouBikeだよ
2025/4/29(Tue) 11:40 [UTC+8 TAIPEI]
岡山駅に戻るとあやしい貨物が…。


軍用貨物でした。なかなかオシャレなスタイル。日本では見ないのでちょっと緊張します(笑)。とりあえず各駅停車で3駅先の新左営駅へ。11時前だけど朝ごはんを食べてないのでまずは昼食から。当然ながら

です。台湾といえば台鐵便當でしょ!久しぶりに食べたらやっぱ美味しいじゃん。さてさて、ここからは龍虎塔へ行くのですが「バスがあればバスで」と思ってたらいいのがナイ!んじゃYouBikeに乗ろうと決心しました。はじめてって緊張するんだなあ~これが。アプリは入れてありクレカ登録も出来ていたのであとは試すだけ。


自転車の赤いボタン(クレカ用)を押すとQRコードが出るのでアプリの読み取りボタンを押してかざします。すると音が鳴って画面にOKみたいな内容が出たらチャリを引っ張り出して完了。ああ簡単。
YouBikeの使い方(クレジットカード版)
- アプリを入れる
YouBikeホームページ iPhoneアプリ Androidアプリ - login/Register→Single Rental→クレジットカード登録
- 借りるときはYouBike(自転車本体)の画面下にある赤いボタンを押す
- アプリ立ち上げで画面のQRコードを読み込む
※BluetoothはONにしておく - 返却はチャリスタンドに戻すだけ
※必ず画面で返却完了を確認する
【注意点】登録後120時間(約5日間)のみ利用可能。120時間後は再登録すればまた使える。利用料金はクレジットカードから直接引かれる(デポジット3000元が引かれて差額返金の場合あり)。返却されていないと大変なことになるので「返却完了」は絶対確認。アプリでチャリスタンドに残っている自転車の数も確認可能。各自治体が出している割引制度(最初30分は0円)はクレジットカード版ではなし。
ウキウキるんるんチャリの旅
新左営駅から蓮池潭までYouBikeで快適サイクリング。池まではすぐにたどりつけました。池の周囲にはサイクリングロードがあるのでそれに沿って池の反対側まで進みます。途中、記念撮影。


気分も爽快な楽しいサイクリング。ずっと乗っていたかったのですが15分ほどで到着。あとで確認すると利用額は10元(46円)でした。龍虎塔に来るのは2回目です。前回はコロナの関係で塔の上に上がることができませんでした。ニュースで開放されたことを知り、再訪と至りました。




塔に登ればとても景色がよく開放的で鳥のさえずりがあちらこちらから聞こえてきます。周囲をツバメが飛び回っていました。子育てしてるのかな?観光客も少なくてとても過ごしやすい。


龍虎塔の開放時間はAM8:00~PM17:30です。せっかくなので隣の建物にも歩いて行ってみました。回廊が伸びていて池のほとりから100mくらい歩きます。



そよ風がとてもさわやかで、ついのんびりしちゃいました。1時間半以上滞在したのでそろそろ駅に戻ります。今日の宿は恒春なので新左営駅からバスで直接行く方法もあるのですが屏東線の乗車していない区間があるので何としてもでも電車で向かいます。
龍虎塔→枋寮(ファンリァオ)駅
2025/4/29(Tue) 13:15 [UTC+8 TAIPEI]
ここから左営駅まで歩いても20分なのですがまたまたYouBikeの登場です。少しぐるっとまわってもう1つ先の內惟駅まで向かいました。陸橋に上がればそこは縦貫線の真上。鉄道はここからトンネルになります。とりあえずここで5分ほど撮影を。

イマイチ!ということで駅へ。13:50発の区間車に間に合いました。高雄駅で区間快に乗換です。
台湾鉄路 | 区間 区間快 | 3187次 3067次 | 運賃 |
---|---|---|---|
內惟駅 13:50 … | 高雄駅 14:11 14:16 | 枋寮駅 … 15:37 | 97元 (約430円) |

高雄駅周辺は地下なので車窓は楽しめません。鳳山駅を発車すると線路はふたたび地上へと上がっていきます。高屏渓旧鉄橋が見えればもう屏東です。この辺りから車窓に椰子の木やバナナなどの畑が現れ、南国ムードが一気に漂います。高屏渓の上流にある旗山地区はバナナの産地なのを思い出しました。快速電車はどんどん南に進みます。

うとうとしていると枋寮駅に到着。時刻表をみると10分後には新自強号がやってくるので駅のカーブを利用して撮影することに。


なかなかベリーグッド。久しぶりに鉄道写真らしいのが撮れました。
バスで恒春(ホンチュン)へ
ここ枋寮からはバスに乗換です。今日の宿は恒春のドミトリーでチェックイン時間がなんと19時までとかなり早い。まだ16時前ですが念のため早く行きたくなりました。駅の外に出ると面白いオブジェが。


漁港が有名なのかなあ?と思いながら駅前通りの1つ目の交差点を左に。ちょうど反対方向(高雄方面)のバスが停車してました。ここから恒春へは9189(快速)、9188、9117、8239のどれかのバスに乗車です。ちょうど9189番のバスが来たので乗り込みます。混んでたらどうしようと思っていたら腰を抜かすくらいガラガラで席はよりどりみどり。
高雄客運 屏東客運 國光客運 | 9189 墾丁快線 | 運賃 | |
---|---|---|---|
枋寮站 16:00 | →→→ バス | 恆春轉運站 17:00 | 174元 (約770円) |
※Googleマップのバス時刻表は違うのでお気をつけください。特に各バス停に止まる9188番はぜんぜん違います。バスの現在位置や時刻表が分かる公路客運即時動態資訊網(海外からのアクセスは不安定)で確認してください。
バスは快速だけあってとても快適。9189墾丁快線は高鉄左営駅から小弯までを結んでいて恒春半島を観光するにはとても便利な路線です。

墾丁(ケンティン)はリゾート地になっているので夜も屋台がどーんとならぶ一大観光地。最初はこっちに宿を取る予定でした。まあやっぱり静かな方がいいなあ~って思って恒春に変更。バスは途中、枋山(ファンシャン)という町を通ります。高台に駅が見えてとても雰囲気がよさそう。もともと鉄道風景写真では有名なところでポスターにも使われている撮影地です。景色を見ていて突然行きたくなりました。明日行くか行こっか!そうしようということで予定に枋山追加です。まあゆるい旅だからそこらへんはどうにでもなるの。
きれい海を眺めながらバスは順調に進み恆春轉運站(恒春バスターミナル)に到着。と言っても実際のバスターミナルはななめ向かいで、小さな公園前のバス停にポトンと降ろされました。チェックインを済ませて恒春の町を散策です。


夕暮れの城壁はとても素敵。小学校の校庭では市民の方が運動に励んでいました。城壁の上はとても穏やかでのんびりとした風が漂っていきました。最後にYouBikeを借りて出火特別景観区へ。ここはガスが噴出していて常に火がめらめらと点いている観光地です。ただし絶賛工事中ということで中には入れませんでした。まあ入ろうと思えば入れるんですが…。
次回『台湾ぐるっと大作戦③そうだ枋山で鉄道写真を撮ろう』。
マンゴー畑が広がる枋山で鉄道写真家気分で撮り鉄します。