韓国入国時・帰国時に必要なもの【2023年3月版】まとめ

韓流ブームの絶頂期からどれくらい経ったでしょうか。しかしまだまだ根強いファンに支えられている韓国旅行です。鉄道ファンとしては中央線の新線切替によるKTXの導入やITXセマウル、そして観光列車など魅力ある列車が目白押しです。近いし安くていつでも行けると思ってたらコロナであっという間に行けなくなってしまいました。現在、韓国は事前に登録すれば入国できるシステムを導入しています。ワクチン接種証明や陰性証明が必要ないので日本よりも緩和しているイメージです。※日本から韓国へ直行便で旅行することを前提にしています。中国、香港、マカオ経由の場合は別途制限がかかる場合があります。

では新型コロナに関わる出入国に必要なものを見ていきましょう!【2023年3月版】

Youtubeでも解説しています↓

最新情報
  • 2023.03.20 公共交通機関でのマスク着用義務解除
  • 2023.03.10 中国、香港、マカオからの入国条件緩和
    2023.01.30 屋内でのマスク着用義務が緩和
事前提出書類はあるがほぼコロナ前に

韓国入国

必要なもの

① パスポート

② 日本出国72時間前までにK-ETA(韓国電子旅行許可制度)の申請・承認
※K-ETAはビザなし渡航用のシステムで、事前に承認されればイミグレ等での提示は必要ありません。申請料金は10,000ウォン(クレジットカードまたはデビットカードで支払い)。申請内容の詳細は下段で説明

③ Q-code(検疫情報事前入力システム)に情報登録
※韓国入国時にQRコードの表示。機内で配られる健康状態質問書の代わりになるもので登録が推奨されています。申請内容にの詳細は下段で説明

④ スマホ

の4つです。K-ETAの代わりにビザを取得する方法もあります。スマホはQ-codeのQRコードを提示するときに必要です。

日本帰国

必要なもの

① パスポート

② 次の2つのうちのどちらか

  • 接種済3回以上のワクチン接種証明(アプリまたは書類)
  • 韓国出国前72時間以内に検査を受けた新型コロナウイルス陰性証明書

※韓国出国時にもチェックインカウンターで提示が必要と思われます

Visit Japan Web(入国手続オンラインサービス)への登録
※必須ではありません
これは事前に登録すると帰国時に楽になるというシステムです。帰国の6時間前までに登録が完了しないと承認されないので余裕をもって登録しておきましょう。また登録していない人は検疫時に「質問票の提出」が必要です質問票はネットに接続したスマホから入力を行い、QRコードを発行するシステムです。

④ スマホ
Visit Japan Webのページを見せるときや質問票の提出にはスマホが必要です。

以上。

K-ETA(韓国電子渡航認証システム)

K-ETA(ケーイーティーエー)はビザなしで韓国に入国するときに事前に登録しておくものです。別の滞在ビザがあれば不要です。申請は飛行機に搭乗する72時間前までにしておきましょう。申請してから原則24時間以内に承認結果を確認することができます。承認されていればイミグレ等での提示は求められません。

※K-ETAのページが日本語に対応しました

申請内容

  • パスポート番号や有効期限などの情報
  • メールアドレス
  • 顔写真のイメージファイル(100KB以下、縦横700×700ピクセル以下)
  • クレジットカードまたはデビットカード(10,000ウォン+手数料)

など。K-ETAは2年間有効です。入国目的と滞在先は修正できるので何度でも利用できます。ただしパスポート番号などの情報は変更できないので入力ミスに注意しましょう。申請時の詳しい内容はコネストで確認できます↓

ノービザ入国者は搭乗72時間前までに許可が必須。行く前に必ず知っておきたい韓国・韓国旅行の基本知識をもれなく紹介。

またK-ETAはスマホアプリで登録することも可能です。

Q-code(検疫情報事前入力システム)

Q-codeは健康状態などを事前に登録しQRコードを発行できるシステムです。Q-CODEの登録が完了していれば機内で配られる健康状態質問書の提出は必要ありません。登録はすぐに完了しますが飛行機搭乗前に済ませてQRコードが表示できる状態にしておきましょう。無料で登録できます。韓国渡航のたびに毎回発行する必要があります。

申請内容

  • パスポート番号
  • メールアドレス
  • パスポート情報
  • 滞在先住所
  • 健康状態(入国3日前から登録可)

など。登録が完了するとメールにQRコードが送られてきますが画面の保存をしておくことをおススメします。この画面を韓国入国時に提示します。英語表記で複雑な箇所があるので「Q-code記入例」で検索して事前に登録を済ませておくのが無難です。

マスク

最後にマスク着用についてです。

屋外:マスク着用は個人判断
屋内:マスク着用を勧告(1月30日に着用義務から勧告に緩和)
公共交通機関:マスク着用を勧告(3月20日に着用義務が解除)
医療機関
マスク着用義務

着用義務が撤廃された後もマスクを着用している人が多いようです。1月30日からは屋内でのマスク着用義務が勧告に緩和されました。また3月20日(月)からは公共交通機関でもマスク着用義務が解除になります。ただし、朝夕のラッシュ時にはマスク着用を勧告するという方針です。薬局も大型スーパーにある店舗ではマスク着用が解除なりますが通常の薬局ではマスク着用義務が残りますので注意してください。

まとめ

韓国入国には少し煩雑な事前手続きが必要です。航空券手配とホテル予約が終わった段階で手続きをしておくといいかもしれません。滞在中にコロナ陽性になったときのことを考えてコロナ対応の海外旅行保険に加入しておくと安心かもですね。早くコロナが明けていつも通りの海外旅行が復活するといいですね。では!