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青い海と南廻線、撮り鉄の旅④

2019年12月21日

青い海と南廻線、撮り鉄の旅③の続きです。

台東駅の裏手に公園のようなものがあるので行ってみました。

卑南文化公園

現在の台東駅と操車場を建設する際に見つかった遺跡で石棺やヒスイなどが見つかっているそうです。駅近くには石柱が立っていたり、大きな芝生の広場にはプユマ族の住居跡が復元されています。

今日は小学生の団体さんが来ていました。走り回ったりブランコで遊んだりしていてピクニックにはもってこいの場所です。作業用の車?トラクター?に屋根はあるけどドアがなくなんか面白いものがありました。

案内板を見ていると展望台があることがわかり行ってみることにしました。ちょうど博物館横の道路を渡ってすぐのところにありました。博物館から歩いて5分で到着。

平野が一望できますが、さっき行った鯉魚山の方が眺めはよかったかも。近くに空港があるので着陸する小型飛行機が真上を飛んで行きます。

ちょうど「環島之星」が通り過ぎていきました。

しかし木々に見え隠れしてあまり上手くは撮れません。

そこで駅の裏から操車場が見えるが場所がないかと思い行ってみました。すると展望台がありました。少し高台でその少し上からの眺めになるのでホームがよく見えます。

奥の方には南廻線の朝方に1往復しかない区間車(青い客車)も停まっていました。電柱が邪魔をするので撮り鉄には向かない場所かなあという印象です。

普快車

そろそろ駅に戻って台湾唯一のエアコンなし客車に乗車します。区間車よりも下に分類される「普快車」は3両~4両の古い客車が連結される珍しい列車です。南廻線でしか乗れない列車種別となってしまいました。

チケット購入

駅の自動販売機で購入しました。悠遊カードでも乗車できるのですが実は割高になります。悠遊カードは区間車の1割引きになりますがそれよりも安い運賃なんです。今日は金崙(ジンルン)駅近くに宿を撮ったので金崙駅まで向かいます。運賃は36元(約130円)です。

ホームに上がるとすでに端っこの3B線に停車していました。

インド製の客車(自動ドア)1両、日本製の客車(手動ドア)2両の計3両編成です。乗客は数人といったところでしょうか。値段も破格に安く夕方の時間帯なので学生さんが乗っているのかと思ったらほとんどが観光客でした。日本人と思われる乗客もいました。

となりのホームには10両近い莒光号が停まっていました。こちらの3両はとてもさみしい感じがしました。

夕暮れの台東駅を出発します。

次回、やっと撮り鉄っぽくなる「青い海と南廻線、撮り鉄の旅⑤」普快車に乗車です。