台湾鉄路の南廻線には「多良駅」という駅がありました。すでに廃駅になったのですが太平洋をバックに急峻な崖の上にある駅で、眺めがよく今は観光地になっているところです。今回はその駅を目指して旅をします。ということで予定表とにらめっこ。11月の3連休に行けそうとなりチケットを予約しました。
当初の目的は「ぐるっと1周台湾の旅」でしたが台風が発生したため急遽予定を変更して臺東で晴れ待ちをするというなんともお気楽なのんびり旅となりました。
羽田空港国際線ターミナル
2019年11月21日(木)0:00[日本時間]
京急で品川から羽田空港国際線ターミナル駅に降り立ちました。午前0時です。早朝5:00出発便なので空港に泊まり込みです。ところがすでに椅子には寝転がって朝を待つ人々でいっぱい。みんな考えることは同じ。そこで空港内探検です。1階にローソンがあったので100円コーヒーを飲みながらスマホの充電をして過ごしました。各階に充電スペースがあり差し込みは10個くらい(コンセントとUSB)あるので便利です。
空港4階にある日本橋はなかなかです。個人的にはお気に入り
桃園国際空港
2019年11月21日(木)7:55[現地時間]
IT217 羽田(5:00)→桃園(7:55)タイガーエア台湾 17,970円
搭乗する直前に台湾鉄路の帰りの列車を予約しました(もっと早くやれw)。ところがどれも満席。うひょ!ということで台東→花蓮、花蓮→台北と分割して別々の列車のチケットを購入。席が空いててよかった。列車のチケット予約後にすぐ飛行機へ搭乗してしまったので支払がまだです。
桃園空港にほぼ定刻に到着。預け荷物がない(手荷物10kg以内)のですぐに台湾入国完了。台鉄の支払いを済ませようとクレカ番号入力してBON!と支払終わると思いきやエラーエラーエラー。ここでパニック。ネットで調べて駅で支払えばよいことが分かります。台鉄台北駅は混雑すると思ったので急遽台鉄桃園駅へ。
クレカエラー:なんと楽天カードが使えないトラブルが午前6時ごろから発生。見事に巻き込まれました。
706バス(桃園空港→桃園駅)約35分
空港15番バス乗り場(「桃園火車站」行乗り場)から渋滞もなくすんなりでした。チケットも悠遊カードだったのであっさりです。悠遊カードは桃園空港第1ターミナル入国してすぐにある桃園機場捷運服務(Taoyuan Ariport MRT service)で買うことができます。
台鉄桃園駅
2019年11月21日(木)10:30[現地時間]
予約したスマホの画面を見せながら駅の窓口でチケット発券。もちろん現金払いです。
ここ桃園駅でも駅弁を買うことができました。駅弁を食べたあとに周囲をぶらぶらします。歩いて数分、何か鉄道に関連する博物館みたいな施設があったので入ってみました。
桃園メトロ空港線の紹介や地下を掘り進めたシールドが保存展示してあります。基本的には子供が喜ぶような施設です。しかも無料。
2階は読書スペースです。プラレールで遊べる場所ですがSLや機関車E200についてカッコいいデザインで紹介してあったのが印象的でした。
さて、そろそろ台北駅に向かいます。悠遊カードで自強号に乗れると聞いてはいたのですが実際のところはどうなのか分からないのでやってみました。
結果!乗れました。立席で乗車できます。空席に座ることもできますがみなさん立っていました。しかも区間車運賃の10%引きで乗ることができました。
悠遊カードでの優等列車への乗車について
区間車へはもちろん乗車できる悠遊カードですが、プユマ号・太魯閣号(タロコ号)・新自強号・団体列車・観光列車(環島之星)へは乗車できません。自強号・莒光号(キョ光号)に乗車する場合も70km未満であれば区間車の10%割引で乗車できます。ところが70km以上場合は区間車でも自強号の運賃が請求されます。ただし70km以上の情報はとても曖昧でよく分からないので、悠遊カードは使用せずにチケットを買った方が無難で確実です。
台北駅
2019年11月21日(木)12:00[現地時間]
台北駅降臨!迷わず臺鐵夢工場へ(ちょっと迷ったけどw)。台北駅南口近くにあります。Nゲージもあって欲しいものがいっぱい。お土産用のクリアファイルは電車やお弁当などの写真があり秀逸です。
ここでお弁当や飲み物をコンビニで購入。台東行のプユマ号まで時間があったので地下鉄で新投北温泉に行こうと計画していましたが気持ちの余裕がなく断念。乗車まで2時間ちょっと。今思えば行けなくもなかったですね。1時間ほど駅周辺をぶらぶらと観光したのでありました。
台北101の上の方にまで雲がかかりどんより天気。明日からの天気が心配になってきました。
次回は「青い海と南廻線、撮り鉄の旅②」
台北駅から台東駅までのプユマ号の様子や台東駅周辺の予定です。