バトゥケイブ(Batu Cave)
マレーシアの首都クアラルンプール近郊にある洞窟でKLセントラル駅からKTMコミューターに乗り約30分で行くことができる有名な観光地です。またインド系マレーシア人の聖地となっていてヒンドゥー教の神々が祀られています。この洞窟の前にはの黄金の巨大像「ムルガン神」が立っているので遠くからでもすぐに見つけることができます。
この洞窟へは272段の階段を上がらないといけません。でも階段の途中ではたくさんの猿がお出迎えしてくれます。時折、観光客から食べ物や荷物を奪ったりするのでちょっと注意が必要です。
階段を登りきると大きな鍾乳洞があり中はひんやりとしています。ちょっとだけ暑さを忘れられる空間になっています。奥に入るとヒンドゥー教の寺院がひっそりとたたずんでいます。あまり清掃がされていない場所もあり綺麗な感じではありませんが厳かな雰囲気をかもしだしています。洞窟の中にも猿はいます。安心しているとせっかく買ったアイスクリームを取られることもあります。
さて帰りですが階段を降りるときは巨大な像「ムルガン神」の背中越しにクアラルンプール中心部を眺めることができます。一息つきながらゆっくり降り、階段の周りを飛び回る子猿たちに癒されながら帰りも楽しめます。
ここは外国人観光客以外にもたくさんのマレーシア人も訪れている場所でクアラルンプール中心部からもわりと行きやすい場所です。KTMコミューター(通勤型電車)で行くと分かりやすいと思います。駅を降りればすぐに黄金の巨大像が見えるので迷うことはないと思います。また洞窟の下はお土産屋さんやカフェなどもあり飲み物などを簡単に調達できるのでおススメの観光地です。大都会クアラルンプールの喧騒から少し離れ、のんびり落ち着ける観光地はいかがでしょうか。
行き方
【電車で】KTMコミューターでKLセントラル駅からバトゥ・ケイブス駅行きの電車に乗り約30分。終点で降り、歩いて5分ほど。電車は15~45分間隔で運行。
※2018年現在、KTMコミューターは区間運休しているのでシャトルバスに乗り換える必要があります。
【車で】クアラルンプール中心部から約20分
施設案内
【入場料】無料
【営業時間】8:00~19:00(年中無休)
【場所】クアラルンプール中心部から北に約10km